2026年の信越五岳160kmは、序盤から身体と気持ちがなかなか噛み合わず、かなり我慢の多いレースになった。それでも、サポーターに助けてもらいながら後半に補給を立て直し、なんとか5位で完走。今回あらためて、長時間レースではエネルギー補給、筋力維持、そして事前準備が本当に大事だと感じた。
これまでの参戦戦歴
2013年 110km 3位 11:15:34
2022年 160km 1位 20:13:36
2024年 160km 2位 21:14:42
2025年 160km 14位 23:05:58
2026年 160km 5位 21:59:10
使用装備・補給
使用必携品
シューズ:Kjerag02
ウェア:Race Tank02/Race Tee02/Race Tight/Merino Long sleeve/Tech Hoodie/Trail Rain Jacket02
ザック:Modular Trail Vest
ソックス:Merino Sock
Cap:Race Cap
※以上 NNormal
行動食・エイド補給
行動食:オイエナ、ナッツ、羊羹、カロリーメイトetc
エイドでの補給食:水、トマトジュース、ミルクティー、コーヒーetc


レース状況
今回のレースは、序盤から気持ちと身体がうまく噛み合わず、「今日は気持ちよく走れないな」と感じながらのスタートだった。それでも、サポーターのおかげで足りない部分を補ってもらいながら、なんとか前へ進むことができた。
作戦としては、とにかくエネルギーをしっかり入れながら走るつもりだった。ただ、70kmあたりからジェルだけではカロリーが追いつかなくなってきた。カロリーメイトも食べてみたが、走りながら食べるものではないなと、今さらながら実感(笑)。
黒姫を過ぎて、笹ヶ峰ではカレーを2杯。これでかなり復活したものの、大橋林道から戸隠スキー場までの間でハンガーノックのような状態になり、ペースが落ちてしまった。ペーサーの杉本にも半ば強制的に走らされ、結果的にさらに苦しくなるという展開に(笑)。
大橋林道のエイドでも、シャリ飯を3つ、味噌汁を2杯。かなり食べたつもりだったが、それでもまだ足りなかった。
戸隠スキー場ではお粥と蕎麦を食べ、高エネルギードリンクも投入。ここで少し動けるようになったが、すぐに走れる状態まで戻ったわけではなかった。瑪瑙山への登りに入ったあたりからようやく体調が上向き始め、そこから少しずつジェルを摂りながら走れるようになっていった。
最後の林道では木村選手に追いつき、「一緒に行くぞ」と声をかけたが、断固として拒否(笑)。仕方なく、そのまま一人でゴールへ向かって走った。
この大会参加に向けてのアドバイス
準備と試走
まず大事なのは、自分の課題を早めに見つけて、大会当日までに少しずつ補っていくこと。コースの試走は、できるなら一度はしておくのがおすすめ。当日の安心感や時間配分がかなり変わってくる。幸い、Alp Ski Teamでも似たような場所を走る合宿があるので、そこに参加できればかなり良い準備になると思う。
トレーニングと身体づくり
大会当日までに一番大事なのは、練習を継続すること。そのためにも、怪我をしないように無理をしすぎないことが大切。山でのトレーニングは週1回行ければ理想だが、仕事や家庭の事情もあるので、個人的には月2回くらいでも十分だと思う。その代わり、ロードのランニングや自転車で、距離や時間にこだわりすぎず、週5回以上は身体を動かしておきたい。
私自身も、仕事や天候の関係で思うように走れない日はある。それでも、できる範囲で走ったり自転車に乗ったりして、とにかく身体を動かすようにしている。さらに、走るだけでなく、筋トレも週1回以上は入れておきたい。
走るだけでも体力はつくが、筋力が十分についていないと、長時間の動きに耐えるのが難しくなる。エネルギーが切れたときにも粘りにくい。
若い頃は動いていれば自然と筋肉もついてきたが、30歳を過ぎると、そうもいかない。意識して鍛えることが大事だと感じている。
レース当日の進め方
レース当日は、気負いすぎず、非日常を楽しむくらいの気持ちでスタートを待ちたい。スタート後も、周りに流されずに冷静に、ゆっくり入ること。渋滞はロスではなく、補給できる時間だと考えて、しっかり食べながら待つのがよい。
滑る下りは怖がりすぎず、少し楽しむくらいの気持ちで。どうせ汚れるので、そこは割り切って思い切って進みたい。
エイドと関門対策
関門に追われそうな人は、エイドで何をするかを事前に決めておくのがおすすめ。迷っている時間は意外と積み重なるので、できれば5分以内に出ることを意識したい。







