登山道整備研修2日目も奥信濃100トレイルランニングレースで走るコースを使って研修しました!
この日は気温が30°を超える天気だったのですが、本沢川沿いは涼しく作業が捗る。
8時過ぎに移動すると、気温と川の温度の差でキレーな霧がかかっていました。山の中での作業はこんなご褒美もあるからやめられませんね〜
この研修では近自然工法の考え方を用いて整備しました!
自然の力でより安定した登山道になるように考える。1年後、3年後、100年後にどんな道になるのか妄想を膨らませ作戦会議。
この日も崩れてきているトラバース箇所の整備をしました。
整備前の写真がこちら!左上をトラバースするようなコースです。
資材はできるだけ現場にあるものを利用します!10m近くある倒木をみんなで運び出します!他にも川沿いは石が豊富にあったため石も使用し整備。
倒木といっても乾いて軽くなっているわけがなく、むしろ水を吸ってずっしり。。
屈強なメンバー8人で30m移動。この1本の移動に要した時間1時間w w
人数でパワープレイの時もあれば、ロープを使ってシステムをくみ引き上げたりもします!作業のスケールが大きい!
倒木を踏んでも滑らないようにチェーンソーで溝をつけたり、倒木の間には枝や石、落ち葉を詰めて隙間を埋めます!
そして完成した施工箇所がこちら!
左の斜面から土が流れても受け止めてくれる部分ができてそのうちに左斜面の植生も回復してくるのではないでしょうか!
作業現場で記念写真!その日その時のメンバー、出会った現場にある資材でも整備の内容が変わる近自然工法の考えを用いた整備。山の中での作業は五感と体幹に良い刺激が入りました!!まだまだ整備箇所はたくさんあるので、今回学んだことをいかし楽しく整備をしていきたいと思います!