皆さん、こんにちは!!お元気ですか?
暑すぎて暑すぎて干からびそうな木島平です。
ALP SKI TEAMの山岳アスリート、小田切将真が5月25日〜7月26日の約2ヶ月間、スカイランニングワールドシリーズに参戦しました。
現在シリーズ戦4位に位置し、慣れない海外での生活の中でも素晴らしい結果を出しました。
小田切将真選手にスカイランニングワールドシリーズ参戦の舞台裏について話を伺いました。生活、試合、そして後半戦に向けての意気込みなど、素晴らしいストーリーをお届けします。
ーースカイランニングのワールドシリーズってなんですか!ーー(小林)
小田切:スカイランニングのワールドシリーズは年間13レースからなる、年間チャンピオンを決めるシリーズ戦となります。指定レースにはノーマーク(100ポイント)、プレミア(200ポイント)、マスターズ(最終戦、300ポイント)の3つがあり、現在、暫定4位にランクインしています。
ーー参戦を決めた理由は?ーー(小林)
小田切:海外のレースを経験したかったことや、去年の世界選手権の経験もあり、JSAからISFにコンタクトが取れ、参戦を決定しました。また、所属企業からの支援もあり、長期遠征が可能になったので、大きなチャレンジをしようと決意しました。
ーー遠征のスケジュールを教えてください!ーー(小林)
5月25日:日本出国
6月3日:ホッホケーニヒ・スカイレース Hochkönig Skyrace(マリアアルム、オーストリア)
6月11日:トレイルランニング世界選手権 応援 パブリックVKレース(インスブルック、オーストリア)
6月17日:リビィーニョスカイマラソン Livigno Skymarathon(リヴィーニョ、イタリア)
7月9日:スカイレース・ド・メルカントール Skyrace du Mercantour (サンマルタンベスビエ、フランス)
7月22日:シュレゲイススカイレース Schlegeis 3000 Skyrace(ツィラータール、オーストリア)
7月26日:日本帰国
ーー各大会の戦績はどうでした?ーー(小林)
・ホッホケーニヒ・スカイレース 38kmD±2800m 3位
・パブリックレースVK 5位
・リビィーニョスカイマラソン36km±2600m DNS
・スカイレース・ド・メルカントール 30km±2100m 2位
・シュレゲイススカイレース 34km±2400m 5位
小田切:第3戦目のリビィーニョスカイマラソンは、体調不調と規定資料の準備ができずにキャンセルとなってしまいました。イタリアは危険なスポーツの場合事前に規定の診断書の提出が法で決まっているみたいでしたがやってしまいました…
ーー慣れない地で長期の遠征、生活はどうでしたか?ーー(小林)
小田切:遠征中は自分一人での参加だったため、宿の予約なども自分でしなければなりませんでした。結構なストレスでしたね。キッチン付きで自炊できる宿と、会場から近い宿を見つけるのが難しかったです。6月半ば頃からは生活にも慣れてきて、スーパーの買い出しも慣れました。ただ、遠征中に洗濯機がなかったので、洗濯は全部手洗いで疲れました(笑)。
ーー食事では何か意識したことはありましたか?ーー(小林)
小田切:ヨーロッパの主食がパンやパスタだったため、慣れない食事で内臓を壊さないように気をつけました。ビタミンや食物繊維を常に摂るように心掛けました。
生物は怖くて食べなかったですね…
ヨーロッパでは和食が人気でしたね。
ーー日本食恋しくなりました?ーー(小林)
小田切:寿司やラーメンが本当に食べたかったです。
ーー帰国後、一番に食べたものは?ーー(小林)
小田切:帰国後はもんじゃ焼きを食べました!あとはビール。禁酒頑張りましたー!
ーー後半戦の予定はどのようになっていますか?ーー(小林)
小田切:後半戦は10月前後に再び出国し、10月8日にポルトガルのローザンスカイレースに参加します。そして10月28日にはイタリアのリモーネでマスターズ最終戦が行われ、年間ランキングが決定されます。
その後は一時帰国し、12月2日には香港でスカイランニングアジア選手権に参加する予定です。
ーー忙しい!最後に、今シーズンの目標を!ーー(小林)
小田切:今シーズンの目標は、アジア選手権優勝と、今回参戦しているワールドシリーズで5番です。
ありがとうございました!! ご飯いきましょう。(小林)
profile 小田切将真 生年月日 1993/06/23 血液型 O型 身長 164cm 体重 52kg 出身地 長野県長野市 出身校 川中島中学-佐久長聖高校